エクセル教室

IF(イフ)関数の応用編...関数のネスト

IF関数は、分かりやすくいうと、「もし○○なら××の処理をする」という事です。
その判定結果は、論理式の、条件が合えば【TRUE】、条件が合わなければ【FALSE】になりますが、
条件の指定方法(条件式)は、比較演算子で表すことができます。

【IF関数を組み合わせる】方法について、お勉強しましょう。

条件の分岐を複数にして、

1000点は「満点」 750点以上は「合格」 750点未満は「不合格」

と表示する関数を作りたいとします。

=IF(B2=1000>="満点",IF(B2>650,"合格","不合格"))

116.png

【B2が1000点なら「満点」、750点以上は「合格」、それ以外は「不合格」】
というIF関数を複数組み合わせています。

あとは入力した関数をドラッグ、オートフィルを使ってコピーします。

このように、関数をふたつ以上組み合わせることを「関数のネスト」と言います。
このことを《ネスト》といい、《ネスト》とは《入れ子》ともいいます。
Excel2007以前までは、7こまでネストすることができます。

《オートフィル》とは?

セルの右下にある黒い【+(オートフィル オプション)】にマウスを合わせて上下左右にドラッグすると、
ドラッグした範囲までデータがコピーされます!この操作を《オートフィル》と言います。
このとき、値や数式、書式の全てコピーされてしまいますので、
選択してコピーしたい場合は、ドラッグした時に表示されるマークの「▼」をクリックすると
「書式なし」や「書式あり」などの選択をすることができます。

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