MID(ミッド)関数数は、文字、または数値の指定した位置から文字数を切り出して表示できる関数です。
=MID(セル,開始位置,抽出したい文字数)
セル : 取り出したい文字や数値が入力されているセルを指定します。
文字を直接入力する場合は、文字列の前後を「"」(ダブルクォーテーション)で囲みます。
開始位置 : 抽出する文字位置を数値、または、数値の入ったセルで指定します。
数値は、文字列の先頭を1文字目として文字単位で指定します。
文字数 : 抽出したい文字数を0以上の数値、又は、数値の入ったセルで指定します。
(全角も半角も1文字としてカウントします。)
使用例
「ジムカン」と入力されているデータの、2番目の文字から1文字を取り出して表示したいとします。
A1のセルに 「ジムカン」 と入力されています。
=MID(A1,2,1)
文字数に対する戻り値は、以下の通りです。
余りがでるほどの大きな数値を文字数に指定しても、取り出されるのは末尾までの文字数です。
文字数は、全角・半角を区別せず、句読点・記号・スペースも1文字として数えます。
MID関数を使うと、住所から県名や市区町村名を取り出したり、氏名の姓や名を取り出したりできます。
FIND(ファインド)関数を使うと、開始位置を調べつつとりだすことが出来ます。
→FIND(ファインド)関数
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