あいさつの基本は相手の目を見て、笑顔で明るく声をかけることです。
職場での出社時・来客へのあいさつ・会社の重役を前にしたときなど、あいさつにもTPOがありますが、職場のムードを明るくするつもりで、笑顔のあいさつを実践してみましょう。
まず、「感じのよいあいさつのポイント」をご紹介します。
あ→ 明るい声と表情で元気よくあいさつします。自分をアピールする第一歩です。
い→ いつでも、誰にでも、どこでもあいさつすることで、安心感を与えられます。
さ→ 先輩、後輩関係なく、気づいたほうから先にあいさつしましょう。
つ→ あいさつに続けて気の利いたひと言を加えると好印象です。
次に「社内編」です。出社時から外出、退社など場面によって使い分けが必要です。
出社時 : 大きな声であいさつをします。積極的に元気よくしましょう。
外出時 : 帰社する時間を上司に伝えてから外出のあいさつする。
退社時 : 「お疲れ様」など簡単に済ませず、周囲に気づかって丁寧にしましょう。
帰社時 : 上司に帰社したことを伝えます。 *この時、一言でも業務報告できれば真面目な印象が残せるでしょう。
ものを頼む場合 : 相手の都合を考慮して頼みましょう。 *タイミングが悪いと不快感を抱かれてしまうこともあります。
「大変申し訳ございません。以後、注意します」
「先日は大変お世話になりました。ありがとうございました」
「お帰りなさい」 「お疲れ様です」
次に社外編です。社外に出た時は、社名を告げる限りあなたの態度が会社の評価を左右します。
会社同士の交流がスムーズになるよう、明るくあいさつをしましょう。
訪問したら : 交流が深ければ明るいあいさつを。丁寧にするなら「お世話になっております」
お詫びをする時 : 先方から声がかかるまで、丁寧にお辞儀をしながら「申し訳ございません」
感謝を伝える時 : 「ありがとうございます」の他、どのように感謝しているかを添えると気持ちが伝わります。
「私事で恐縮ですが」 「個人的な話ですけれども」
「つかぬことをお伺いしますが」 「この点はどうなさいますか」
「誠に勝手なお願いで申し訳ございませんが」
あいさつで気になるのが "〜ながら" のあいさつと、"語尾がのびる" あいさつです。これでは悪い印象しか残りません。
相手を不愉快にさせてしまわないように、言葉の意味を考えて語調を変えるなど、気をつけましょう。
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