FIND(ファインド)関数は、検索したい文字列の文字位置を求める関数です。
=FIND(検索する文字列,セル[,開始位置])
検索する文字列 : 検索する文字列、又は、文字列の入ったセルを指定します。
文字を直接入力する場合は、文字列の前後を「"」(ダブルクォーテーション)で囲みます。
セル : 取り出したい文字や数値が入力されているセルを指定します。
開始位置 : 検索を開始する文字位置を数値、又は、数値の入ったセルで指定します。
数値は指定したセルの先頭を1文字目を1とします。
省略した場合は、開始位置を 【1】 を指定したとして検索します。通常は省略する場合が多いです。
FIND関数は、指定した文字列を検索し、開始位置から一番初めにある文字列の文字位置を求めます。
全角・半角や、英字の大文字・小文字を区別します。
指定した文字列がセルにない場合は、【#VALUE!】のエラーになります。
FIND関数で求めた文字位置は、MID関数の開始位置として、利用することができます。
→MID関数
使用例
氏名が入力されているデータの、スペースの文字位置を検索します。
=FIND(" ",A1)
関数のパレット(ダイアログボックス)を使う場合は、
文字列を指定すると自動的に「"」(ダブルクォーテーション)が入力されます。
スペースを指定する場合も、、スペースを入力すると、【" "】となり、「"」(ダブルクォーテーション)で囲まれます。
開始位置は、一番初めから検索したいので省略します。
スペースが空いていない場合は、【#VALUE!】エラーとなります。
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